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糖尿病の基礎知識を紹介

現在の糖尿病の動向

静かに進行し、放置しておくと深刻な合併症を誘発してしまう糖尿病。日本国内の患者数は300万人以上、また予備軍に属する人は1,000万人以上といわれています。成人で発症する割合は「6人に1人」という割合(※注1)ですから、他人事ではありませんね。

糖尿病は完治しにくい病気といわれています(2型の場合。1型は完治しない。)。数値上は完治したと診断されても、生活習慣を改めなければ、また発症してしまうので、一生付き合っていかないといけない病気なので、一度糖尿病になってしまうと大変です。予防に努めることで、後々のリスクを減らしましょう。

知っておくべき糖尿病の基礎知識をまとめていますので、まずはこちらを読んで勉強してください。

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糖尿病の検査内容

どうすれば自分が糖尿病かどうかがわかるのでしょうか?自分が糖尿病かもしれない、というときに何をすればいいかを解説します。

まず、糖尿病を疑う場合には、血液の検査を受けなくてはなりません。ここでは、病院で行われる糖尿病検査の指針となる「数値」について説明しておきます。

糖尿病か否かは、血液検査でわかる「血糖値」の数値を見ることによって判明します。その数値を見ることで、現在糖尿病である・糖尿病ではない、ということだけでなく、今のところ糖尿病ではないが、近い将来発症する可能性があるという内容もわかるため、とても参考になります。

また、糖尿病と診断されたうえで臨んだ治療が終了し、数値が安定しても、定期的に検査を受ける必要があります。

糖尿病の検査内容

糖尿病かどうかの診断には、以下の検査が行われています。それぞれの検査を元に診断されるということを知っておきましょう。

早朝空腹時血糖検査

血糖値は、食事を摂ることで健常者でも上昇します。そのため、まず食事を摂らない状態で検査に臨み、数値を調べることになります。

空腹の状態でも、糖尿病患者の血糖値は高くなっているので、この数値を参考にするのです。ちなみに数値の例をあげると、正常域100~110㎎/㎗、糖尿病域126㎎/㎗以上となります。

75g経口ブドウ糖負荷試験

空腹時血糖値の検査に引っかかってしまった人には、より詳細な検査が待っています。75gのブドウ糖を摂取したうえで、その後の血糖値の数値を調べるのです。糖尿病患者の場合、この検査でも数値が高くなります。数値としては、正常域140㎎/㎗未満、糖尿病域200㎎/㎗以上となります。

随時血糖検査

上記2種類の検査の結果、糖尿病の疑いが濃厚な人は、最後にもう一度血糖値の検査を受けます。これは食事に左右されない検査で、随時実施可能です。200㎎/㎗以上という値が出てしまうと「糖尿病域」と診断されることになるのです。

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)

この検査では、過去1~2ヶ月の血糖値を診断することができます。

赤血球内のヘモグロビンは通常、酸素と結合します。しかし血糖値の高い血液内では、ブドウ糖と結合してしまいます。このヘモグロビンと血液中のブドウ糖が結合したものをHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)と呼びます。血糖値が高いほど、このヘモグロビンエーワンシーが多くなります。

糖尿病の検査については上に書きましたが、ほかにも糖尿病について知っておいたほうがいい情報があります。糖尿病の基礎知識の解説を設けていますので、ぜひ読んでくださいね。

糖尿病の原因は?

糖尿病の原因を解説しているページです。その発症リスクは主に、生活習慣の中に潜んでいます。すい臓に負担をかけないようにするため、食生活を見直していくことや運動習慣が必要です。

糖尿病の種類は?

ひと口に糖尿病といっても、いくつかの種類があります。単なる生活習慣病ではなく、急激に症状が現れる場合もあるので注意が必要です。今のところ問題はないと安心している人も、知識を深めておきましょう。

インスリンとは?

インスリンとは、すい臓から分泌されるホルモンの名前です。このホルモンは糖尿病において大きな役割を果たします。それは「血液中のブドウ糖のバランスを保つ」という役割です。糖尿病と深い関係があるホルモンといえるでしょう。

糖尿病の治療法は?

糖尿病の治療法を調べているページです。実際に診断を受けた際は、どのような治療に臨んでいくことになるのでしょうか?また糖尿病の治療と同じように大切な、予防方法についても啓蒙しています。

糖尿病は完治可能か?

一度糖尿病になってしまっても、完治できるのかどうかを調べました。1型糖尿病と2型糖尿病の違いや、「境界型糖尿病」の段階であれば完治も可能であることなどについて紹介しています。

女性と糖尿病

女性は糖尿病になりにくいと思われているように感じます。果たして、女性は糖尿病になりにくいのでしょうか。それを解説するとともに、女性の糖尿病ならではの原因や症状についてもリサーチしていますので、ぜひ注目してください。

糖尿病患者は長生きできない?その理由を紹介

一般的にもよく知られた話ではあるかもしれませんが、糖尿病は寿命を縮める大きな要因の一つです。糖尿病が寿命を縮める理由としてはさまざまなものがありますが、その死亡リスクは通常の人と比較しても2倍程度になると言われています。

その理由は血液の老化や動脈硬化、がんのリスクが上がるといったものです。このページでは糖尿病がなぜ死亡リスクを高め、寿命を縮めるのか、その原因とメカニズムについて見ていきます。

糖尿病で入院!?退院までにかかる期間と費用を解説!

糖尿病の入院には検査入院、教育入院、通常入院の3種類があります。検査入院や教育入院は数日から1~2週間で退院できますが、緊急度の高い症状があり治療目的の入院となった場合は、平均して35日間と長めの入院になることが多いようです。

また、費用は検査入院で7万〜10万円、通常入院で1日2万円弱と高額になることが多いです。治療内容や病状によっても入院費は変動しますので、疑問点はきちんと確認を取るようにしましょう。

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