糖尿病の最新ニュース
ここでは、糖尿病の最新研究事情について調べています。
生活習慣病の代表例に挙げられる糖尿病は、いったん発症してしまうと、これまでは完治させることが難しいものでした。
しかし医学とは、あくまで疾病を解決しようと進歩するものです。研究者たちが日々努力を重ねることによって新しい対策への糸口が見つかったり、患者のQOLが向上したり、画期的な治療法が見つかったりしていくものなのです。
せっかく糖尿病の予防や改善に関心を抱いたのであれば、ぜひその最新研究事情のチェックを習慣にしてはいかがでしょうか?インターネット上には、糖尿病に関するさまざまな情報があります。ここでは、そのような情報の中から参考になりそうな情報をまとめてみましたので参考にしてください。
子供の糖尿病予防!母乳が重要?
糖尿病を予防するのに、胎児の時や乳児期がとても大事だという研究結果が発表されました。母親がどのような栄養状態かによって、将来の子供の糖尿病リスクが変わってくるというのです。その研究結果について詳しく解説しています。また、インスリンの分泌を促進するホルモンが重要であることも紹介しています。
インスリン分泌を促進するホルモン発見
インスリンは、血糖値のコントロールに役立つホルモン。この働きは、人体の中でもインスリンだけに任されたものです。インスリンはすい臓から分泌されますが、糖尿病患者、或いは糖尿病予備軍の人たちの体内では分泌量が減っていたり、影響力が低下したりしています。このため糖尿病治療の現場では、インスリンの分泌を促進させる薬剤の処方や、インスリン製剤の注射が実践されています。
しかし近年の研究で、インスリンの分泌を促進するホルモンがあることがわかってきたのです。その最新の研究をここではご紹介します。
糖尿病予防についての研究論文まとめ
糖尿病に関する研究は世界中で行われています。その成果、頻繁に大変興味深い論文が発表されています。糖尿病と闘っている人や糖尿病予防をしたい人は、ぜひその動向に注目してほしいと思います。ここでは、2000年代~2010年代に発表された糖尿病についての論文の中から、興味深い例を紹介し、その概要をまとめています。ぜひチェックしてみてください。
肥満や糖尿病になると骨格筋が減少するメカニズム
京都医療センターをはじめとする研究チームによって、糖尿病や肥満患者の骨格筋が減少するメカニズムが明らかになりました。「高インスリン血症」によって血液中のインスリン量が増えると、骨格筋を減少させる分子「マイオスタチン」も増加することが判明。
肥満の人は高インスリン血症の原因となる「インスリン抵抗性」に陥りやすく、また肥満でない人に比べて骨格筋が減りやすくなっています。これらの関係性、メカニズムについてこちらのページで詳しく解説していきます。